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タロットカード大アルカナ一覧!正位置・逆位置の意味とキーワード・解釈のポイント

タロットカード

この記事でわかること

  • 大アルカナ22枚の正位置・逆位置キーワードと、直感を引き出すイメージ
  • カードごとの解釈ポイント(恋愛・仕事・アドバイスの例)
  • 『愚者』から『世界』までのストーリー(旅路)のつながり
  • 初心者がつまずきやすい逆位置の読み方と実践のコツ

大アルカナは、人生の大きなテーマと心のうつろいを象徴する22枚の物語。本記事では、見てすぐ使えるキーワードに加えて、イメージが湧くように短い物語と読み方のヒントを添えています。

注意:デッキ(流派)によっては8「力」11「正義」の番号が入れ替わります。本記事はRWS系(ライダー版)に合わせて8=力/11=正義で表記しています。

 

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大アルカナとは?かんたん概要

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大アルカナは、人生の節目や価値観・運命のうねりなど個人を超えるテーマを映すカード群。日常の細かな出来事は小アルカナで拾い、大アルカナが出たら「今は大筋の方向性や学びに焦点」と捉えると読みやすくなります。

覚え方のヒント:「人(1〜6)→社会に出る力(7〜11)→内面の変容(12〜16)→再生と完成(17〜21)」の4幕構成で流れを感じる。

全体の流れ(愚者の旅)

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愚者の旅・超要約
0 愚者(出発)→ 1 魔術師・2 女教皇(可能性と直感)→ 3 女帝・4 皇帝(育成と秩序)→ 5 教皇・6 恋人(価値と選択)→ 7 戦車(意思と勝利)→ 8 力・9 隠者(内なる強さと探求)→ 10 運命の輪・11 正義(転機と均衡)→ 12 吊るされた男・13 死神(手放しと再生)→ 14 節制(調和)→ 15 悪魔・16 塔(執着の崩壊)→ 17 星・18 月・19 太陽(希望・不安・祝福)→ 20 審判(目覚め)→ 21 世界(統合)

この流れを頭の片隅に置くと、1枚だけでも前後の文脈が読み取りやすくなります。

大アルカナ早見表(正位置・逆位置・恋愛・仕事・金運)

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凡例:できるだけ短く直感的に。/区切りで複数ニュアンスを表示。
RWS系(8=力/11=正義)表記。
※スマホは左右にスワイプしてご覧ください
No/カード 正位置 逆位置 恋愛 仕事 金運
0 愚者 自由/冒険/新開始 無計画/軽率/足場不安 自然体の出会い/始まり 新企画/転職・挑戦 入門期/小額から
1 魔術師 始動/自己表現/技術 口先/未熟/集中欠如 積極アプローチ吉 プレゼン・営業◎ 新しい稼ぎ方の種
2 女教皇 直感/静観/洞察 過敏/疑念/閉鎖 見極め期/節度 調査・監査・研究 守り/衝動買い回避
3 女帝 豊穣/育成/愛情 過保護/浪費/依存 実り・安心 クリエイティブ◎ 収穫期/美容・嗜好費↑
4 皇帝 統率/秩序/責任 独裁/硬直/無責任 安定関係/頼れる人 管理職・組成強化 堅実投資/長期運◎
5 教皇 伝統/承認/指導 形式主義/偽善 公認・紹介・誠実 師弟関係/資格吉 安定収入/堅実運用
6 恋人 愛/選択/合意 迷い/不一致/誘惑 両想い/選択の時 協業・人選◎ 買い物は比較検討
7 戦車 勝利/推進/制御 暴走/焦り/ブレ 積極性◎/押しすぎ注意 短期決戦◎ 出費増も回収可
8 力 内なる強さ/克服 自信喪失/過剰我慢 信頼構築/癒やし 継続力◎/習慣化 堅実貯蓄◎
9 隠者 内省/探求/指導 孤立/迷走 冷静に距離調整 調査・検証◎ 節約/無駄見直し
10 運命の輪 転機/巡り/好機 停滞/噛み合わず ご縁再来/タイミング 追い風/波に乗る 臨時収入/運の波
11 正義 公正/均衡/契約 不正/偏り/遅延 対等/ルール尊重 契約事◎/評価公平 収支バランスを取る
12 吊るされた男 受容/視点変更/献身 報われぬ犠牲/停滞苛立ち 待つ価値/手放し 優先度再編/熟成 出費見直し/静観
13 死神 終焉→再生/断捨離 未練/変化抵抗 区切り/再出発 撤退と再投資 損切り/財布を絞る
14 節制 調和/中庸/循環 過不足/不調和 歩み寄り/健康的 調整役◎/品質安定 家計最適化◎
15 悪魔 執着/依存/快楽 解放/自覚/回復 嫉妬・束縛注意 損得偏重/働き過ぎ 浪費・借入注意
16 塔 崩壊/ショック/目覚め 被害軽減/早期修正 別れ・喧嘩注意 前提崩壊→再構築 急な出費/保険確認
17 星 希望/癒やし/長期視点 失望/理想ズレ 素直さ/透明性 ビジョン共有◎ 長期貯蓄・積立◎
18 月 不安/曖昧/幻想 霧晴れる/誤解解消 様子見/本音探り 情報錯綜/確認徹底 詐欺注意/支出可視化
19 太陽 成功/祝福/明朗 楽観過多/慢心 成就・公認・喜び 成果可視化◎ 収入増/明るい見通し
20 審判 再起/目覚め/最終判断 決断遅れ/過去執着 復縁・関係再定義 審査・合否・復活 清算→立て直し
21 世界 完成/統合/到達 未完/あと一歩 成就/関係完成形 プロジェクト完結 目標達成/配当・祝儀
使い方のコツ:「主語(自分/相手/関係)」「時間軸(過去/現在/未来)」を決めてから、この表のキーワードを当てはめるとブレません。

22枚のカード意味一覧(正位置・逆位置・読み方)

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0 愚者(The Fool)— はじまり・自由・信頼

正位置 逆位置
無垢/自由/自発性/冒険/信じて飛ぶ 軽率/無計画/現実逃避/恐れによる停滞

イメージ:崖っぷちでも空を信じる旅人。未知へのワクワクとリスクの狭間。

  • 恋愛:自然体の出会い/ご縁のはじまり。逆は相手任せ・無責任。
  • 仕事:新企画・転機に飛び込む。逆は準備不足、締切意識を。
  • アドバイス:「まず一歩」。ただし最低限のセーフティネットを。

1 魔術師(The Magician)— 意志・技術・始動

正位置 逆位置
自己表現/コミュ力/リソース活用/スタート 口先だけ/未熟/操作的/集中力不足

イメージ:机上の四元素を操り、思いを形にする初動の達人。

  • 恋愛:アプローチが功を奏す。逆は盛りすぎ・勘違い注意。
  • 仕事:企画・営業・発信が鍵。逆は準備不足で空回り。
  • アドバイス:まずは「プロトタイプ」を出す。
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2 女教皇(The High Priestess)— 直感・静観・洞察

正位置 逆位置
直感/冷静/秘密の保持/情報の選別 過敏/疑心暗鬼/知識偏重/閉じすぎ

イメージ:月光の書庫。静けさの中で「内なる声」を拾う。

  • 恋愛:観察と見極め。逆は思い込み・過剰な探り。
  • 仕事:情報精査・秘密厳守。逆はリークや勘違いに注意。
  • アドバイス:今は話すより「聞く・読む」。

3 女帝(The Empress)— 豊かさ・育成・実り

正位置 逆位置
繁栄/保護/クリエイティブ/愛情 過保護/依存/浪費/甘やかし

イメージ:実りの庭。育てれば育つ、安心と美しさ。

  • 恋愛:実り・安定。逆は甘えすぎ・過干渉。
  • 仕事:育成・デザイン・ブランディング吉。逆はコスト肥大。
  • アドバイス:「整える・満たす」を先に。

4 皇帝(The Emperor)— 構造・責任・リーダーシップ

正位置 逆位置
規律/計画/守備力/統率 独裁/硬直/コントロール過多/無責任

イメージ:山に築いた城。秩序が自由を守る枠になる。

  • 恋愛:安定関係・頼れる存在。逆は支配・ワンマン。
  • 仕事:ルール設計・権限委譲。逆は決裁遅延・権威主義。
  • アドバイス:基準を決め、責任の所在を明確に。
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5 教皇(The Hierophant)— 伝統・学び・仲介

正位置 逆位置
指導/承認/信頼の枠組み/コミュニティ 形式主義/偽善/権威への反発/独自路線

イメージ:伝統と知恵の橋渡し役。

  • 恋愛:公認・家族紹介。逆は常識に縛られすぎ/型破り。
  • 仕事:資格・認証・指南役。逆は古い慣習の見直し。
  • アドバイス:先人のやり方を”一度”なぞると近道。

6 恋人(The Lovers)— 愛・選択・価値観の一致

正位置 逆位置
相思相愛/合意/選択の好機/魅力 迷い/不一致/誘惑/優柔不断

イメージ:「誰と、何を大切にするか」を選ぶ岐路。

  • 恋愛:関係が深まる。逆は三角関係・優柔不断。
  • 仕事:パートナー選び・ジョインの判断。逆は価値観ズレ。
  • アドバイス:腹の底の価値観で決める。

7 戦車(The Chariot)— 勝利・推進・制御

正位置 逆位置
突破/スピード/集中/主導権 暴走/焦り/方向性のブレ/空回り

イメージ:二頭のスフィンクスを意志で操る勝者。

  • 恋愛:積極性が吉。逆は押しつけ・急ぎすぎ。
  • 仕事:短期決戦に強い。逆はタスク過多・衝突。
  • アドバイス:目的とルートを一枚に可視化。

8 力(Strength)— 柔らかな強さ・自己統制・勇気

正位置 逆位置
内なる強さ/思いやり/習慣化/克服 自信喪失/依存/怒りの制御不能/過剰我慢

イメージ:猛獣を撫でて従える。力は優しさで磨かれる。

  • 恋愛:安心と信頼。逆は束縛・情緒不安定。
  • 仕事:継続力・難題克服。逆はバーンアウトの兆し。
  • アドバイス:小さな勝ち癖で自信回復。
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9 隠者(The Hermit)— 内省・探求・灯火

正位置 逆位置
内省/熟考/メンター/静かな前進 孤立/閉鎖的/迷走/消極的後退

イメージ:山道を照らすランプ。答えは静けさの中に。

  • 恋愛:距離感が鍵。逆は引きこもりすぎ。
  • 仕事:研究・検証・レビュー。逆は独りよがり。
  • アドバイス:一人時間をスケジュール化。

10 運命の輪(Wheel of Fortune)— 変化・巡り・タイミング

正位置 逆位置
幸運期/転機/流れに乗る/因果の巡り 停滞/タイミング不一致/チャンス見逃し

イメージ:回る輪。上りも下りも、やがて巡る。

  • 恋愛:ご縁の再来。逆は噛み合わない時期。
  • 仕事:外部環境の追い風。逆は戦略の再調整。
  • アドバイス:波を読む—「今は仕掛ける?待つ?」

11 正義(Justice)— 公正・均衡・決断

正位置 逆位置
公平/事実確認/バランス/契約 不正/偏り/判断遅延/アンバランス

イメージ:剣と天秤。感情と理性を公正に量る。

  • 恋愛:対等な関係・節度。逆は不均衡・嘘。
  • 仕事:契約・ルール遵守。逆はコンプラ注意。
  • アドバイス:事実ベースで判断。

12 吊るされた男(The Hanged Man)— 受容・視点変更・献身

正位置 逆位置
忍耐/手放し/俯瞰/意味の転換 報われない犠牲/優柔不断/停滞への苛立ち

イメージ:逆さの視界で真実が反転して見える。

  • 恋愛:待つ価値。逆は我慢のし過ぎ。
  • 仕事:優先順位の再編。逆は無駄な根性論。
  • アドバイス:「何をやめるか」を決める。

13 死神(Death)— 終焉と再生・リセット

正位置 逆位置
終わりと始まり/断捨離/変容/季節の変わり目 変化への抵抗/未練/スローダウン

イメージ:冬があるから春が来る。古い殻を脱ぐ。

  • 恋愛:関係の切り替え。逆はズルズル継続。
  • 仕事:撤退と再投資。逆は延命策で消耗。
  • アドバイス:終わらせる勇気が未来を空ける。

14 節制(Temperance)— 調和・中庸・循環

正位置 逆位置
バランス/節度/ブレンド/ヘルシーな循環 過不足/極端/不調和/浪費

イメージ:杯から杯へ、最適な配合を探す。

  • 恋愛:歩幅合わせ・歩み寄り。逆はすれ違い。
  • 仕事:チーム調整・品質安定。逆は偏り過ぎ。
  • アドバイス:「少し足す/少し減らす」で整える。
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15 悪魔(The Devil)— 執着・依存・影の快楽

正位置 逆位置
誘惑/束縛/依存/打算/快楽主義 解放/自覚/回復/鎖を外す決断

イメージ:実は鎖は外せる。鍵は内側にある。

  • 恋愛:刺激・嫉妬・束縛。逆は距離を取り依存脱却。
  • 仕事:損得勘定/過剰労働。逆は働き方の再設計。
  • アドバイス:「快・不快・代替」を書き出す。

16 塔(The Tower)— 崩壊・ショック・目覚め

正位置 逆位置
破壊的変化/真実の露見/古い枠の崩壊 被害軽減/軟着陸/小さな故障で学ぶ

イメージ:雷が古い塔を打つ。痛みは目覚めの合図。

  • 恋愛:衝撃の出来事。逆は亀裂の修復チャンス。
  • 仕事:前提破綻・再構築。逆は早期警戒で被害軽減。
  • アドバイス:「構造」を問い直す—土台から。

17 星(The Star)— 希望・癒やし・インスピレーション

正位置 逆位置
希望/浄化/自己受容/長期視点 失望/自信欠如/理想と現実のズレ

イメージ:夜空に一番星。静かに満ちる回復力。

  • 恋愛:素直さが絆に。逆は期待値の調整を。
  • 仕事:ビジョン・ブランディング。逆は目標再設定。
  • アドバイス:自分に優しく、長期で整える。

18 月(The Moon)— 不安・曖昧・想像力

正位置 逆位置
不安/錯覚/潜在意識/夢見/霧の道 霧が晴れる/誤解解消/現実的になる

イメージ:月夜の道。光はあるが、影も濃い。

  • 恋愛:気持ちが読みにくい時期。逆は本音が見える。
  • 仕事:情報錯綜。逆は事実関係の整理が進む。
  • アドバイス:根拠を箇条書きに。睡眠を整える。

19 太陽(The Sun)— 成功・祝福・明朗

正位置 逆位置
達成/喜び/健康/オープン/子ども心 空回りの楽観/自己中心/軽率/日陰

イメージ:陽光の庭。堂々と、正々堂々。

  • 恋愛:祝福ムード。逆は自己都合を抑えて。
  • 仕事:評価・可視化・発表会。逆は慢心注意。
  • アドバイス:シンプルに、堂々と。

20 審判(Judgement)— 目覚め・再起・決断

正位置 逆位置
復活/合図/最終判断/評価が下る 決めきれない/過去に囚われる/躊躇

イメージ:ラッパの音で眠りから立ち上がる。

  • 恋愛:復縁・関係の再定義。逆は踏ん切り不足。
  • 仕事:審査・合否・ローンチ。逆は決裁の遅れ。
  • アドバイス:「今の自分」で最終判断を。

21 世界(The World)— 完成・統合・到達

正位置 逆位置
達成/統合/完結/ワンステージ上がる 未完/達成目前/ループ/細部未整理

イメージ:円環が閉じ、また開く。旅の終わりは次の旅のはじまり。

  • 恋愛:成就・関係の完成形。逆はあと一押し。
  • 仕事:プロジェクト完結・出荷。逆は後処理・QA。
  • アドバイス:仕上げと祝福を丁寧に。

解釈のコツ(逆位置/質問への合わせ方)

逆位置の3つの読み筋

  1. 弱化:正位置の良さが弱まる(例:太陽→達成が遅れる)。
  2. 過剰:テーマが強すぎて裏目(例:力→我慢し過ぎ)。
  3. ブロック:外的・内的障害で流れが止まる(例:戦車→足並み不一致)。
  • 主語を決める:「あなた」「相手」「関係」「状況」のどれ?
  • 時間軸:過去/現在/未来のどこに刺さるカードか意識。
  • 質問に寄せる:仕事ならプロセス、恋愛なら感情・合意形成に焦点。
  • 複数カード:大アルカナ=大テーマ、小アルカナ=具体策として役割分担。
注意(初心者のつまずき):キーワード丸暗記より、絵柄から感じた物語を言葉にするほうが当たりやすい。まず「見えるもの3つ」「感じる言葉3つ」を口に出してから意味を参照。

まとめ(保存版)

要点リスト

  • 大アルカナは人生の大テーマを映す—出たら流れを読む合図。
  • 正位置はテーマが素直に流れ、逆位置は弱化/過剰/ブロックのどれかで読む。
  • 『愚者→世界』は旅の地図。1枚でも前後の位置関係を意識すると深まる。
  • 実占は質問・主語・時間軸を明確化してから読むとブレない。

カードは鏡。答えを決めつけるより、自分の内側と対話する道具として使うと、読みが格段にクリアになります。