慢性的な便秘にお悩みの方も多いと思います。
しつこい便秘の改善には、腸内環境を整えることが大切です。
身近な食材である長芋は、腸内環境を改善し、便秘が解消すると今注目の食材となっています。
レジスタントスターチとは?
レジスタントスターチとは、難消化デンプンと呼ばれ、消化されず、大腸まで届くデンプンのことを指します。
レジスタントスターチの効果は?
レジスタントスターチを摂ることでどんないいことがあるのでしょうか?
- 腸内細菌のエサになり善玉菌の繁殖を促す
- 食物繊維のように便のかさを増し、お通じをよくする
- 腸のぜん動運動を活発にする
- 大腸のエネルギー源となり、腸内環境を改善する
- 食後の血糖値上昇を穏やかにする
- 満腹感を持続させる
- 悪玉コレステロールが低下する
以上の効果があるとされています。
(参考:https://www.hakubaku.co.jp/omugi-lab/maintenance/resistant-starch/)
レジスタントスターチを摂るには?
レジスタントスターチを摂るには何を食べればいいのでしょうか?
レジスタントスターチは、穀類やイモ類に含まれています。
しかし、穀類やイモ類を食べればいいというわけではありません。
なぜなら、加熱調理すると、穀類やイモ類は消化吸収されやすくなり、大腸までとどきません。
レジスタントスターチとして穀類やイモ類を食べるためには、冷めた状態で食べる必要があります。
「一日一食健康法」の医師の南雲吉則氏は、レジスタントスターチを摂るためにも、あえて冷蔵庫で冷やしたご飯を食べていました。
レジスタントスターチを多く含む食べ物
冷ご飯・コーンフレーク・いんげん豆(水煮)・冷製パスタ
ためしてガッテンで紹介された便秘解消の食べ物
ためしてガッテンでは、レジスタントスターチを多く含み便秘解消の食べ物として、「長芋」が紹介!
特に長芋は、他の食材と比べて、レジスタントスターチが多いため、加熱調理しても、血糖値の上昇を緩やかにする作用があるようです。
長芋のネバネバは何?
長芋のネバネバは、糖タンパク質であり、胃の粘膜を保護する作用があります。
長芋は消化を助ける食材
長芋にはジアスターゼという消化を助ける成分が多く含まれ、消化によい食材です。
長芋の変色を防ぐには?
以前あさイチで、長芋が特集されたとき、変色を防ぐ方法として次のように説明しています。
先端が細い方でなく丸い方から使うという。渋川さんは、皮の周りにあるポリフェノール物質が酵素によって変色する原因になるので、皮を厚くむくによう勧めた。ほかにも酢を加えると変色しにくくなるという。
(引用:https://www.j-cast.com/2017/05/16298071.html?p=all)
長芋で痒くなる原因は?
長芋で痒くなるのは、「シュウ酸カルシウム」が原因です。「シュウ酸カルシウム」の結晶は針のような形で、生で触るとチクチクする原因となります。
食べて口がかゆくなる場合はアレルギー反応の可能性があるため、注意が必要です。
長芋で免疫力アップ
長芋で腸内環境が整うことで、免疫力がアップすると言われています。
なぜなら人の免疫細胞の7割は腸内で生きているからです。腸内の免疫細胞は善玉菌である腸内細菌によって強くなります。
腸内細菌の働きが高まることで、免疫細胞の活性化に繋がり免疫力が高まります。
長芋の食物繊維は善玉菌を増やし免疫力向上に繋がります。
長芋の他、腸内環境を整える食材としてヨーグルト、納豆、キムチ、みそ、チーズ、ぬか漬け、酢などの発酵食品や、ごぼうやバナナなど挙げられます。
長芋を生食でおいしく食べるレシピ
生の長いもをシンプルに七味と醤油でいただきます。【2010/2/28話題入り☆感謝】

https://cookpad.com/recipe/437555

https://cookpad.com/recipe/5162903
たたききゅうりと長芋のサラダ和え by SAKANAにいさん

https://cookpad.com/recipe/5928935
以上、【ためしてガッテン|便秘改善】長芋を生食でおいしく食べるレシピ!レジスタントスターチで腸内環境が改善?についてまとめました。