金のアクセサリーについての表示で、よく「24K」や「18K」という言葉を見かけますよね。
これらは、24金や18金を表す言葉です。
でも、たまに「24KGP」や「18KGP」という、あまり見慣れない表記も目にすることがあります。この「GP」とは一体何を指しているのでしょうか。
「24K」や「18K」と同じように、これらの「GP」が加わった表記にはどんな価値があるのでしょうか？そして、これらのアイテムは買取してもらえるのでしょうか？
今回は、24KGPと18KGPのとは？その価値と買取の実態についてお伝えいたします。
刻印がある金属は高値で買い取り可能なのか？
お家の片付けをしていると、不要になったものが色々と出てくることがありますね。
そんな中で、処分を考えるものの一つに、もしかしたら「価値があり、高額で売れるかもしれない」と思わせる貴金属があります。
金やプラチナなどは市場価格が変動することがあるものの、高価に売れる可能性があるため、小さなアイテムでも簡単には捨てられないものです。
ただし、アクセサリーや金属製品の価値は、素人には判断が難しいものです。 そこで役立つのが、製品に刻まれたマークや刻印です。
では、刻印がある金属製品は高値で買い取ってもらえるのでしょうか？
「24K」「18K」と刻印がある場合
たとえば、「24K」「18K」という数字とアルファベットが小さく刻印されていると、それが価値判断の助けとなります。
金の含有率は、100％を表す百分率ではなく、24分率で表示されることが一般的です。
ここで、24Kは純金、つまり100％の金を意味し、
18Kは金が75％含まれていることを示しています。
そのため「24K」「18K」は金の含有率が高いため「金」としての価値を評価して買い取ってもらえます。
24KGPと18KGPのとは？その価値とは
では、「24KGP」や「18KGP」は高く買い取ってもらえるのでしょうか？
「24KGP」や「18KGP」という「GP」という文字が含まれている場合には注意が必要です。
これは「Gold plated」、即ち「金メッキ」という意味です。
「24KGP」や「18KGP」は、本体の金属に金を薄くコーティングしたもので、24KGPは純金でメッキされていることを意味します。
金杯や記念品などは、多くの場合24KGPや18KGPで作られているため、高価な買取を期待すると失望するかもしれません。
24KGPと18KGPは買い取ってくれる？
金メッキされた品物、特に24KGPと表示された製品には、たとえ金層が薄いとしても、わずかながら価値が存在します。
例えば、1グラムの24KGPは約2円の価値があるとされています。
製品が1キロの重さがあれば、およそ2000円の価値がある計算になります。このため、簡単に捨てるのではなく、その価値を考慮することが重要です。
しかし、製品についていた刻印が摩耗してしまったり、消失している場合、その品物が金メッキなのか純金なのかを区別するのは難しいです。
金は柔らかな金属で、純金製品は力を加えると曲がる特性を持っています。手で曲げたり、押して凹ませたりできる場合、純金の可能性が高くなりますが、この方法は一般的にはオススメしません。
より確かな方法としては、純金のアイテムと共に専門の買取店へ持ち込んで、査定を受けることが挙げられます。
価値のあるものと一緒に持ち込むと、査定を受けやすくなりますが、単品では査定が難しいことが多いです。査定費用もそれほど高くはないため、試してみる価値はあります。
また、インターネットを利用する全国の買取業者では、郵送での査定や即日振込みなどの便利なサービスが提供されています。これにより、古い品物を手軽に処分し、新しい品物を購入することが容易になります。
