「休みたい」「行きたくない」「帰りたい」と感じた時は体調の具合や熱の有無に関わらず、適当な事情を伝え行かないことを
学校休みたい、仕事にいきたくない、今日はバイト休みたい…
あ〜あ、熱があれば休めるのに…
そんな風に思ったことはありませんか?
「熱があれば休めるのに」と思ったことが一度はあるのではないでしょうか。ネットでは「体温を上げる方法」や「特定のツボを刺激して体温を高めることができる」といった情報があふれています。
この記事では、体温を自然に高める方法やその時のコツについて解説します。さらに、学校や仕事を休む際の留意点についても説明していきます。
体温計の表示を37度以上にする方法
まずは、取り急ぎ体温計を37度以上に表示させる方法をご紹介します。
体温計自体の温度を上昇させることは、「熱がある」ということを示すための一つの方法です。体に無理をさせず、悪影響を避けたい方向けの方法となります。
摩擦熱の活用
体温計の測定部分を摩擦することで熱を発生させ、温度を上げることができます。
37度以上を目指して擦ってみましょう。別の方法として、脇を摩擦して温めた後に体温計を挟むことも効果的です。
蒸しタオルを使用する
蒸しタオルで脇を温めてから体温計で測定する方法です。脇の温度が上昇すると、体温計の読みも高くなります。
湿らせたタオルを電子レンジで数十秒間温めて準備しますが、火傷に注意が必要です。タオルが用意できない場合はカイロで代用も可能です。
温度が高い部位で測定
脇以外の部位、例えば首や腕、膝の裏などで体温を測定すると、脇よりも高い温度となる場合があります。また、布団やこたつで予め体を温めておくこともおすすめです。
今すぐに熱を出す方法
明日のアルバイトや学校を休みたいと思ったとき、熱を出して休めれば助かりますよね。
そんな時に役立つ、安全に熱を出すための方法を紹介します。
バイトや学校、仕事を休む際、一般的には37度前後の熱が目安になります。そのような状況で使える、安全で効果的な熱を出す方法をお伝えします。
40度前後のお風呂に10分ほどつかる
研究結果や個人の体質によって異なりますが、約40℃のお湯に10分から15分程度浸かることで、体温が大体1℃上がることが知られています。
この場合の体温上昇は、皮膚の表面だけでなく、深部体温として知られる、体の内部、特に内臓などの中心部分の温度も上がります。体温が1℃上がると免疫力が最大で5倍から6倍強くなると言われており、健康にも繋がりそうですね。
味噌汁を飲む
お味噌、特に八丁味噌は体温を高める効果があるといわれています。
朝の体温が通常より低めの時、温かい味噌汁を飲むことで体温と基礎代謝の向上が望めます。
味噌汁の具材として頻繁に使用される根菜には、ビタミンC、Eやミネラルが豊富に含まれています。ビタミンCは鉄分の吸収を促進し血液の量を増加させ、ビタミンEは血流を改善する効果があるとされています。ミネラルは、筋肉を構成するたんぱく質の合成を助け、根菜を摂取することで体温が上がる効果が期待できます。
熱が上がるツボを押す
体温を効果的に上げるための4つのツボをご紹介します。
八風(はちふう)
足の冷えに効くツボで、足の指の間の根本に位置しています。このツボを刺激することで血流が改善し、体が温まると言われています。名前の由来は、足の両方に合計で八箇所存在することから来ています。このツボを親指と人差し指でしっかりと摘んで引っ張り、ゆっくりと離す動作を3~5回繰り返します。
湧泉(ゆうせん)
全身の血行を良くし活力を与えるツボです。足の冷えや疲れ、むくみ、更年期障害、生理痛にも効果的とされています。足の指を曲げた時に足の裏の中央にできるくぼみが湧泉の位置です。この部分を手の親指で3秒間押し続けます。
三陰交(さんいんこう)
女性特有の症状に効くとされ、安産のツボとも呼ばれています。内くるぶしから指4本分上のすねの後ろに位置しており、足首を膝の上に乗せて行う刺激方法で2~3分間行います。
血海(けっかい)
婦人科系の症状に効果的なツボで、ひざのお皿の内側端から指3本分上にあります。親指で垂直に押し込み、3秒後に離す動作を3~5回繰り返して刺激します。
やってはいけない方法
今すぐ熱をだす方法を検索すると、「醤油を飲む」「首を振る」などが出てきますが、これらはやると体に大きな負担がかかるため、やってはいけない方法です。
熱を出す方法として醤油を飲むのが危険な理由
熱を出す方法として「醤油を飲む」ということが挙がる理由としては、日本が戦争をしていたころ、徴兵を逃れるために醤油を一気飲みし、体調不良を引き起こすために行われていたということが関係あるようです。
醤油の塩分濃度が体液の濃度を上回るため、浸透圧の差が体内の体液に影響を及ぼすことがあります。この結果、頭痛、吐き気、発熱、悪寒、めまいといった症状が生じる可能性があります。
これは生死に関わる状況に陥るため、やるべきではありません。
熱を出す方法として首を振るのが危険な理由
首というのは体の要であり、首を振り続けると頭頸部傷害、脳震盪などの脳への障害、首や背中へのダメージが生じる危険があります。
実際に首を振って熱が出るか試していた方もいるようですが、最大でも1度上がる程度で、具合が悪くて起きていられなくなる状況になったそうです。
仮病を使うときの注意点
仮病を使って休む際の注意点を解説します。
連絡時の態度
仕事や学校への休みの連絡は、通常電話で行われます。この際、声が明るすぎたり、背景音がうるさかったりすると、仮病が疑われる可能性があります。連絡時は静かな場所で、落ち着いた声色で話すことが重要です。
外出を控える
休む日に外出すると、たまたま見かけた人に仮病であると疑われることがあります。休む日はできる限り家で過ごすことをおすすめします。
SNSへの投稿を控える
休んだ日にSNSに投稿すると、仮病であると思われる可能性があります。そのため、休みの日はSNSへの投稿を控え、閲覧のみに留めるのが良いでしょう。
理由を変える
休む理由をいつも同じにしないことも大切です。常に同じ理由で休むと、周囲に仮病であると疑われやすくなります。
仮病を常習化しない
度々仮病を使って休むと、信頼を失い、仮病であると疑われやすくなります。
普段の行動
普段から仕事や授業に真面目に取り組むことで、実際に病気で休む際にも信用されやすくなります。仮病は必要な時に限り、頻繁に使用しないことが望ましいです。
おわりに
熱を出す方法についてお伝えいたしました。
すぐに熱を出す方法について検索すると、醤油を飲む、首をふるというのが多くでていますが
それらは体に悪影響を及ぼすため、さけるべき方法です。